メルシャン専用線襲撃、其ノ壱 2005/06/19
熊本県は八代市、そこには工場の専用線がいろいろあった。
あるのはずいぶん前から知っていたが、行く機会を得ない間に次々廃止され
そのうちの一つは数年前にサイクリングロードと化したらしいと最近聞いた。
生きてるうちに訪問できなかったのは残念だが、とりあえずどのようになって
しまったのか知りたくて早起きして出かけることにした。 ( ←昼から仕事… )
隣県だというのに高速代片道 3250円、燃料代入れたら往復で1マソ近くかかる
っていうのはちょっとイタかったけれどもね…(泣)


八代駅 〜 興人・八代工場
取り出だしましたるは、いつもお世話になってる 国土地理院
空中写真閲覧サービスより 八代市中心部付近標準画像
切り取ったものであります。 ( 2日前に画像を落としたときは、
昭和50年頃のカラー写真だったハズなんだけど変わってる! )
こいつで探索ポイントを表示してみましょう。

画面右下が八代駅。 線路を点々で示してます。
駅東側には引上げ線があって日本製紙・八代工場へ続いてます。
駅西側には北西に向かって興人・八代工場に延びる専用線があり
さらに分岐してメルシャン・八代工場まで続いておりました。
あと、図上に新町と記入してあるところにやはり鉄道らしき痕跡が
写っておりますが、これは球磨川貨物駅じゃないかと推測します。

各地点の状況
A 地点
A 地点から八代駅方向
 鹿児島本線の架線が見える。 奥は日本製紙工場。
 ものの見事に鉄道の痕跡は消えています。
B 地点
B 地点から八代駅方向
 一直線に続いてます。
 だいぶ拡幅されているようです。
C 地点
C 地点から八代駅方向
 鉄道らしいカーブを描いてます。
 踏切りの痕跡は全くみられません…。
H 地点
H 地点からメルシャン工場方向
 この広場になってるとこは興人工場に入って行く線と
 メルシャン工場に向かう線が分岐してた場所です。
 廃止前の状況が非常に気になるポイントですね〜
H 地点
H 地点、興人工場引込線跡?
 上の写真の広場から興人工場に入って行く引込線が
 使っていたであろう小橋。
 完全にトマソンと化している。
G 地点
G 地点、興人工場の門
 さすがに中には入れないw
F 地点
興人工場の南側 F 地点から E 地点方向
 なんか緩く右にカーブする様子が線路跡っぽい。
 しかし、川の上にフタをして歩道化したようにも見える。
 現地の人に訊いておくべきだったな…。
E 地点
逆に E 地点から F 地点方向
 右側に見えるのは興人工場の塀。
 こうして見ると川の跡っぽいよなぁ…。
E 地点
今度は E 地点から D 地点方向を
 左カーブちょっとキツい。
 正面の建物はかなり新しいので廃線後に建てられた
 可能性は高いが、線路跡か川の跡かは不明。
D 地点
D 地点の建物のとこ
 急な左カーブ。 これは川の跡だな…。
 ただ MapFan を見ると ココココを結ぶ線路があった
 可能性は全く無いとはいえなそう?
  ( その間にある PL教の建物もかなり新しいので )
I 地点
I 地点から八代駅方向
 H 地点の分岐からメルシャン工場に向かう線路と
 一般道のクロス地点。 踏切の痕跡は全く無し。
J 地点
J 地点から八代駅方向
 ここにも踏切があったはずだけど痕跡無し。
 我ながら何しに来たんだかという思いがつのる。
J 地点
八代駅方向
メルシャン方向
J 地点'・興人工場内部
 ここだけ工場の塀が低くなってて
 中がよく見えた。 最近ほじくった
 よな感じっぽいので、もしかしたら
 鉄道関連の施設があったのかも。
K 地点
八代駅方向
メルシャン方向
K 地点・秀岳館高校北端
 ここにも踏切があったハズだが…
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